幼保連携型認定こども園メリーランド保育園

2015.05.22

心身ともに発達しようと励んでいる子どもたち

5月16日（土）保護者会総会が行われた後、作業療法士の福田恵美子先生を講師にお招きし、講演会を行いました。

テーマ：心身ともに発達しようと励んでいる子ども達

作業療法士という視点から、誰もがわかりやすいように図や絵を用いて発達についてお話してくださいました。

寝返り・腹這い移動・ハイハイ・お座り・つかまり立ち・・・できた喜びを共感しながら、子どもの成長を実感する運動面の発達。その一つ一つに、人として成長していくために必要な意味合いがあり、普遍的な発達の意味・必要性をより認識できました。

『発達はとびこえられない・・・』

まさに、そうおっしゃられているようでした。

運動面の発達だけでなく、ことば・文字の認識・箸の持ち方・眠りなど”子どもが健やかに育つためのポイント”を教えてくださり、子育てのヒントも多かったのではないでしょうか。

仕事と家庭の両立。日々時間に追われる中での子育てを、私自身もしています。何かができるようになった時はとても嬉しいけれど、いつの間にか、”できないこと”の方が気になってしまったり、褒める事よりも叱ることの方が多かったりしていると、福田先生の話を聞きながら反省しました。　叱りっぱなしは良くない、その後のフォローもきちんとしていきましょうというお話を聞きながら、泣きながら息子を叱ったあの夜が頭をよぎり、最後に、”立派なお兄さんになって欲しいから、あなたの事が好きだから怒るんだよ”そういって息子を抱きしめた事を思い出しました。

保育士として、大人として、親として・・・子ども達が一生命名成長しようとしている過程を見逃さず、共に喜び、子ども達のために、いけない事はいけないとしっかり伝え、その中には”君たちの事が大好きだから言ってるんだよ”という気持ちをたっぷりと込めて関わっていきたいと思います。

　

保育士：保坂千恵