保育日誌

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2014.12.03

温故知新

栃木県民間保育園連盟青年会議部主催の視察研修に園長と視察へ行ってきました。

 テーマ:施設見学と保育事業

施設見学:社会福祉法人 わこう村 和光保育園

栃木県民間保育連名に加盟している保育園の園長先生・保育士の方々が25名参加された研修会。様々な保育理念をお持ちになり、様々な保育方法をしている保育園の先生方のお話、物事の捉え方や視点は刺激になりました。

 

和光保育園は千葉県にある保育園。海と山に囲まれた保育園です。お寺に併設されていて、”里山保育園”といいった雰囲気の保育園です。

学生時代に、よく言われていた言葉…”保育観の確立”。保育園ならどこでもいい!ではなく、こうした関わりがしたい、こういう保育をしていきたい!という想いを保育士一人一人が持っています。今回の見学させて頂いた保育園は、私の保育観とは一致していませんでしたが、だからこそ発見できることや客観的に見学できたような気がします。ここでは私の印象を簡単に。

 

【和光保育園】

●子どもが子どもらしくあるための”遊び”を大切にする保育をされていました。お腹が空くまでたっぷり遊んで過ごす一日。ただ遊ぶだけではなく、その中には、先生方のねらいや意図が多く含まれているようです。

 

裸足で井戸の周りを掃除しながら遊んでいる子

ぽかぽかの陽だまりでご飯を食べている子

山を散策している子

子ども達のやりたい事をじっくり楽しむ時間が確保されていました。

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●年長さんの科学遊びの延長で

 今年は、埼玉県八潮市にある消しゴム工場に行くそうです!(私の実家の隣町なので、なんだか一人で親近感♪)毎年、目的の場所は子ども達の興味関心から候補をあげ、子ども達と一緒に決めていくとの事。行き場所決定までの課程や子ども達の知りたいこと・興味関心・チャレンジしてみたこと(子ども達の広がった消しゴム作りのアイディアを実践した報告)等を紙に書いて壁にずっと張り出してありました。室内の環境や部屋の作りによりますが、とても新鮮で、いいアイディアをもらいました♪

【見学を終えて・・・】

少し前の世代がみると、どこか懐かしい雰囲気を感じるのではないかという園舎と一日の過ごし方。現代の子どもだからこそ必要な内容でもあり、でも、現代の保育ニーズにあっているのかどうか。。。とも思ったり。保育観によって感じ方は様々だと思います。

『故きを温めて(たずねて)新しきを知る』

温故知新はとても大切だと改めて思った1日でした。

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この研修報告を12日(金)の職員園内研修にて報告(園長のハンガリー報告もあります)します!これが正解!というものはない保育・子育て。職員みんなで情報を共有し保育を考え、生かしていきたいと思います♪

保育士:保坂千恵

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