保育理念
メリーランド保育園は「自分らしくチャレンジできる」保育園です。
まずやってみよう!!
やってみて気づいたこと、感じたことを⼤切にしながら、
⼈間の基礎⼒を育てていく体験重視型保育を取り⼊れています。
見守る保育とは?
⾒守っても⼤丈夫な⼦どもたちを育てる保育
⼦どもたちの発達はそれぞれで、全ての⼦どもに同じ事をすることが平等ではなく、それぞれの⼦どもの発達段階を捉え、時には⾒守り、援助が必要ならば、しっかり向き合うことを⾏なっています。
定 義
- ⾒る = ⼀⼈ひとりを理解する
- 守る = 適切な援助をする
「やってあげる保育」ではなく
やりたいことを引き出し、保障する為の保育
として捉え、⾒守る保育を実施しています。
さらに「⾒守る」は⼦どもが意欲や好奇⼼を持つための安⼼基地としての存在であり、⼤切にされているという気持ちが持てるように求められた時にはいつでも⼿が差し伸べられるような「保育」の精神を表したものです。
保護者がしなければならないのは、⼦どもが早く⽴てるように⼿を貸したり、後ろから⽀えたりすることではなく、
はいはいをしなければいけない時期に、⼗分にはいはいが出来るような環境を作ってあげること。
そして、⾚ちゃんがはいはいしたくなるような、その⼦が今出来ることより、少しだけ背伸びが必要なものを⽤意することが必要です。
また、⼦どもが⼤⼈とのかかわりを求める何らかのサインを出したときには、必ず気づいて答えなければなりません。
⼦どもが欲していることを「やってあげる」のではなく、かといってただ「⾒ている」だけではなく、⼀⼈ひとりの⼦どもの発達過程をしっかりと「⾒て」、しっかりと「守る」、そして発達に応じた適切な「援助をする」。
それが私たちが実践する「見守る保育」です。
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保育方針
- 方針
01 - 21世紀型(保育環境)の主体性を育てる保育
・・・⽣活をはぐくむ - 方針
02 - ⼀⼈ひとりの特性に応じた保育
・・・個性をはぐくむ - 方針
03 - ⾃発的な遊びを通じた保育
・・・⾃⽴をはぐくむ - 方針
04 - かかわりを⼤切にした保育
・・・⾃律をはぐくむ -
保育目標
- 目標
01 - しなやかでたくましい⼦ども
ー⼼⾝ともに健康な⼦ども - 目標
02 - ⾃分を好きになる⼦ども
ー⾃尊感情を持てる⼦ども - 目標
03 - やりたいことを決められる⼦ども
ー意欲的な⼦ども - 目標
04 - ⼈の喜びを⼀緒に喜べる⼦ども
ー思いやりのある⼦ども
保育内容
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取り組み01
3歳児以上
英語で遊ぼう
外国⼈教師による英会話レッスンを⾏っています。 ⽣きた英語を聞きながら、歌やゲーム・カードなどで遊ぶことにより、異⽂化に触れ興味関⼼を広げています。また10⽉に全園児・職員が仮装したハロウィンパーティーを⾏っています。
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取り組み02
全園児
リトミック
⾃然界の⽣きとし⽣けるものは、全てリズムを持っています。
⼈間も⾃然界の⼀員、リズムを持っています。育ち盛りの幼い⼦どもの⼿・⾜・頭を楽しい⾳楽に合わせ、リズミカルに⾛ったり、⽌まったり、跳んだり、はねたり、這ったり、舞ったり。⼦ども達に親しみのあるいろいろな動物に模していく中で、体の⾻や筋⾁、関節、神経系の発達を促していきます。また、すべての感覚を活発に働かせ、探究⼼に満ちあふれて運動し、すべての筋⾁、⾻格、神経系を使いこなしていくことで、あらゆる運動能⼒に熟達していきます。
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取り組み03
年長児
日本太鼓・エイサー
⽇本の伝統芸能を後世へ伝えるべく、保育カリキュラムに取り⼊れています。毎⽉専任講師のもと「礼で始まり礼で終わる」規律ある空間の中で、規律ある太⿎指導を受けています。繰り返し⾏われる練習にも集中⼒を⽋くことなく、各イベントや発表に向けて取り組んでいます。また、⽇本太⿎・エイサーを演奏することで、⾳楽と脳の関連性により、右脳の発達を促していきます。
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取り組み04
3・4・5歳児
運動療育士による運動遊び
運動遊びをすることで、体を動かす楽しさ、気持ち良さを全身で感じることのできる機会となっております。
体のどこを動かすのも脳からの指令があってこそです。普段あまりやらない動きや、少し難しい動き等をすることで体と脳のリンクをより確かなものにしていきます。
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取り組み05
全園児
園外保育
愛情たっぷりのお弁当をもって、お散歩や園バス、電⾞を利⽤してお楽しみスポットへお出かけすることで社会のルールを学んでいきます。四季折々の⾃然に触れながら感性も養っていきます。
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取り組み06
年中・年長対象
有料選択制教育
お⼦さまをお預かりしている時間に希望でレッスンを選択し、個別教育を受けることができます。
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MLサッカークラブ
ボールにたくさん触れ、「サッカーを楽しむこと、好きになること」がベースです。
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バルシューレ
Ballschule(バルシューレ)はドイツで⽣まれたボール遊び教室。
運動が苦⼿、運動をこれからはじめる⼦のスポーツの⼊り⼝です。
⼦供たちが楽しくかかわりながらも、基礎運動能⼒・⾃発性・社会性を⾝につけられる教育研究を背景に持ったボール運動教室です。 -
ML運動クラブ キッズ
脳を育てるあそびとして、有酸素運動で脳を活性化させ、共動・共感する楽しい遊びを通して、脳に刺激を与えることで社会性や集中⼒の向上をねらいとしています。
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スイミング
強い心・強い体を養うために保育カリキュラムの一環として月に2度金曜日に、インストラクターの指導を受けています。
手・足・呼吸動作など、スムーズに連動した全身の動きをコントロールすることで神経系が発達し、幼少年期の「脳」を刺激しています。 -
チアダンス
栃⽊ゴールデンブレーブスの専属チアダンスチームが⼦どもたちにチアダンスを指導。メリーランド保育園の⾏事等はもちろんとして、栃⽊ゴールデンブレーブスのプレーボール前等でご披露の機会をいただいております。
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英会話
外国⼈講師による英会話授業。
「英語で遊ぼう」より深く学べる機会となっています。 -
カワイ音楽教室
「相対⾳感」のより豊な獲得も視野に⼊れつつ
⾳楽知識と技術の習得を図っています。
保育方法
クラスは年齢別に6クラスで編成されていますが、
当園では乳幼児期の6年間を次の3つのステージにわけて生活しています。
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0~1歳児クラス
≪安心は何よりの原動力≫
この発達段階では、愛着存在が重要な意味をもちます。⼈は乳児に限らず、安⼼基地(帰属意識)があるからこそ外界への働きかけがあらわれて”⾃分でできる喜び”を⾒つけていきます。(発達の状態に応じて、0歳児クラスと1歳児クラスが連動して保育を⾏なっていきます。)
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2歳児クラス
≪ルールの気付き≫
“⾃分で”の気持ち(⾃我)を⼤切にして⾃分のことを⾃分でやってみるクラス。ソーシャルスキルの習得が著しく、対⼈関係や集団⾏動を営んでいくために独⽴したお部屋で⽣活しています。
その中で、⾃信をつけながら基本的な⽣活習慣をゆっくり丁寧に⾝につけていきます。 -
3~5歳児クラス
≪意思の尊重と自己決定≫
3・4・5歳児で⼀緒に⽣活しています。⼀⼈ひとりの発達段階を⼤切にしており、制作内容や散歩コース等の活動を⾃分で選択して取り組んでいます。異年齢児が⼀緒に⽣活していくので、⾃然と上の⼦が下の⼦の世話をしたり、下の⼦が上のこの真似をしたりという関わりの中で、思いやりの気持ちも育まれます。
【年⻑児クラス】
⼩学校に向けての準備段階として、個別で活動する機会も多くなります。
⽇本太⿎・エイサーに取り組む中で、最後まで諦めずやり通す⼒を⾝につけ、⾃信へ繋げていきます。
【ゾーン保育】
⾃由遊びの際に、好きな遊びをじっくり遊びこむ、
「ゾーン体験」ができる環境構成を⼼がけています。
好きなことをやりこむからこそ、嫌でもやらなくてはいけない時に頑張れるのだと考えています。
また、得⼿不得⼿・興味関⼼を⾃分で⾒極める⼤切な場所にもなっています。
わたしたちの取り組み
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取り組み01
異年齢児保育
異年齢児集団の中での体験
年齢別のクラスを基盤にしながら、3〜5歳クラスは異年齢集団で⽣活することで、年上の⼦が下の⼦のお世話をしたり、 年下の⼦が上の⼦の真似をしたりという体験を、⽣活の中で⾃然と⾏える環境としています。
また、年⻑児は2歳児以下のクラスに⼊るお⼿伝い保育を活動に取り⼊れています。
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取り組み02
選択制保育
自由時間は、自分で選ぶゾーン遊びに取り組みます。また、年齢にとらわれない 習熟度保育を推進。誰もが無理なく自分の能力に応じて、思うままに挑戦しています。
また、自己選択・自己決定を”成功””失敗”という貴重な体験から基盤作りをし、自ら考え、アクションを起こせる大人へと成長していけるような環境を目指しています。
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取り組み03
セルフランチ
食べる量を「いっぱい」か「ふつう」か「ちょっと」か自分でお当番に伝え、苦手な食べ物にも挑戦。子どもたちが人と関わる時間をあえて設定し、会話を通して自分の言葉で自分の考えを伝えることを学び、相手の考えを理解しようとする力を育んでいます。
何より子どもたちが自分を知る機会となっています。
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取り組み04
職員も学ぶ
子どもは職員の教育者
私たちは乳幼児の⼦どもたちの姿こそ⼈類の原点であると捉えています。⼤⼈になると⼦どもの頃と⽐べて多様なことが出来るようになる反⾯、何か⼤切なことを⼤⼈になる過程で忘れてしまっている⼤⼈が多い気がしています。⼦どもたちはその忘れている何かを思い出させてくれる存在です。誰かに何かをしてもらった時の「ありがとう」の⼀⾔、笑顔の⼤切さ等、当たり前のようで当たり前では無くなっていることに気付かせてくれます。
私たちは⼦どもたちの教育者であり、⼦どもたちもまた私たちの教育者なのです。月例職員勉強会
週1回の各エリアでの問題会議や各エリアからのリーダー会議を基本とし、 その都度⽣じた⼦どもの問題に迅速に解決⽅法を話し合い解決に導く専⾨性を持った学びをしています