子どもたちが教えてくれること【1歳児】

保育日誌

2013.07.29

暑かったり涼しかったりしていて、なかなか夏本番!!とは言えないお天気。

今日も朝から雨・・・雨があがったからお外に行こうか♪と用意をしていると、またもや雨がパラパラ。。。

お部屋で大型ブロックを使って運動遊びに変更!!

隙間に足を入れてよじ登ったり、バランスを取りながらブロックをまたいで中に入る子。
4月に比べ、両手足でしっかりと踏ん張りながら、安定して傾斜をよじ登ることができるようになってきています。滑り台のように滑って遊べるように・・・と傾斜をつけたものの、今日は傾斜のぼりが人気でした。

組み立て中のブロックを床に置いておくと、ブロックの上を歩きだし、落ちないように次のブロックへ上手にまたぐ遊びが自然と始まったので・・・

ちょっと一工夫♪

一本の長い橋に変身!!すると、落ちないようにバランスを取りながら橋渡りが始まりました。なかには、お友だちの方に手を載せて連なって歩きだす子も。

順番やバランス感覚、平均台渡り・・・

こうした遊びの中に、色々な基礎がつまっているのだと改めて実感した一日。それを教えてくれるのは、子どもたちなんですよね。

発達を促すあそびをと日々工夫して活動を考えていますが、遊びの展開の仕方やそのヒント、こんな遊びを求めてるんだ!!という日々の保育のヒントは子ども達が自然と発してくれています。そのヒントを逃さずにキャッチして、しっかりと発達を促していかなければ!!と、気が引き締められました。

お片付けの時間になり、ブロックを片づけ始めると・・・

自然と一つのブロックに集まり、力を合わせて運んできてくれました。職員は誰ひとりそういった声掛けをしていないにも関わらず、子ども達が自然と始めた、力を合わせてのお手伝い。まだ1歳児のおチビちゃんたちと思っていたのに、力を合わせること”協力すること”を自然と学んでいるのですね。

子どもたちがもっている大きくなろうとする力って、本当にすごいですね！その力をきちんと引き出し、大切に伸ばしていきたいと思います。

保育士：保坂千恵